国道23号線を鈴鹿に向けて走ると一際目を引く楠木が立っており、誰もが一度は目にすることになります。この木は三重県の天然記念物に指定されており、2012年に景観重要樹木に認定されました。地元の人々からも御神木として愛される大楠を題材にした曲となります。しかし、現在この楠木は枯れかけており、枯死の危機に瀕しています。実は2020年に起きた落雷により変わり果てた姿となってしまったのです。この実態を多くの人に知ってもらい、元気な姿の復活を祈るとともに、地元の方々も元気づけられるような思いを込めました。これまで鈴鹿の大地を見守り続けてきた「長太の大楠」を今も市と地元の人々が樹勢回復に取り組んでいます。
