朱夏洋子
蜆川
発売日 2016/10/28  ¥1100(税込) 
品番 UA-024

蜆川は、現在の大阪の新地本通りと堂島上通の間に流れていました。天保13年(1842)公認の遊所地となった北の新地(曽根崎新地)を舞台に、近松門左衛門は「心中天の網島」など数々の男と女の悲恋を描いています。この曲は「曽根崎心中」に登場するお初と徳兵衛の物語です。ふたりは曽根崎新地の人目を避けるように北へ迂回し、辿り着いた曽根崎の露天神社(お初天神)で心中を果たしました。蜆川は明治42年の「北の大火」のあと埋め立てられて、今も石碑が残されています。

 

蜆川
女はおんな