ピンク・フロイドの1967年のデビューアルバム『夜明けの口笛吹き』。
シド・バレットという鬼才が率いた傑作アルバムですが、マニアはやはり「モノ」版を高く評価しています。
60年代はモノ・ミックスが重要だった時代。
ステレオ・ミックスは、どちらかというと後回しにされ、アーティスト自身も関心がない音源だったのです。
実際、発表されたステレオ・ミックスは、定位などが現代の感覚からズレた音像となっていて、そこがマニアから低評価される原因でもありました。
しかし今回のステレオ・マスターは、公式版ステレオ・ミックスと違って自然なステレオ定位が素晴らしく、本来あるべきスペーシーなピンク・フロイドのサウンドを引き立てる音像となっています。
たとえば1曲目「天の支配 / Astronomy Domine 」では左右に振られていたドラムとベースがどっしりとセンターに腰を据え、ボーカルとギターがくりなす音空間の効果が絶大に。
カオスでフリーキーな「星空のドライブ / Interstellar Overdrive」などは特にステレオ効果が効いて、従来のステレオ版からの印象も激変するでしょう。
今までモノしか存在しなかった同時期のシングル「アーノルド・レーン」と「シー・エミリー・プレイ」は、ここにステレオ・ミックスでボーナス収録されているのも大注目!
当時の状況、エピソード、曲目などの詳細な日本語ライナーノーツ。
Eternal Groovesの”ROCK OFF”シリーズから登場!
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