★ジミー・ペイジの初期セッションを徹底網羅した究極ベスト2枚組
★1965年ソロ・シングルからJ・ベック、E・クラプトン、キンクス、ザ・フー。ストーンズでの演奏ワーク。
【初回限定DVDサイズ・デジパック仕様】
ハードロックの王者レッド・ツェッペリンを率いたジミー・ペイジ。彼はヤードバーズ加入前から腕利きのセッション・ギタリストとして多数の作品に参加していた。その無名時代からヤードバーズ時代のセッションをできうる限り網羅した究極のジミー・ペイジ・セッション集がエターナル・グルーヴズから2枚組(DVDサイズ・デジパック)で登場だ。
一昔前までは、ストーンズやキンクス、ザ・フーの「レコーディングに参加していたらしい」という不確かな情報が伝わっただけだったペイジのセッション記録。それは当時の英国ミュージシャン組合の守秘義務の関係や、ペイジ自身も沢山の仕事をし過ぎて記憶が曖昧であったからだ。しかし近年、マニアや研究家のリサーチも進み、謎の多くが解き明かされつつある。ここに判明したアーティスト名だけでも英国ロックの歴史と言ってもいい豪華なラインナップだ。
ペイジの初仕事はジェット・ハリス&トニー・ミーハンのシングル「Diamonds」でのアコギ演奏で、この曲は全英1位を記録する。そしてジョン・バリー指揮、シャーリー・バッシー歌唱の映画「007/ゴールドフィンガー」主題曲にもアコギで参加。意外なところではシカゴ・ブルースのオーティス・スパンの「Stirs Me Up」に、何とハーモニカで参加している。
1965年になるとソロ・シングルを発表。のちのヤードバーズを思わせるギターリフが痛快な「She Just Satisfies」とB面の「Keep Movin’」はハープとギターソロが熱狂的なインスト曲だ。これは売れなかったが、ペイジは精力的にセッション演奏を続ける。
そしてキンクス、ザ・フー、ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、ゼム、ニコ、ドノヴァン、ミッシェル・ポルナレフ等々、多数の録音現場で多くの演奏が残された。本作にはペイジの演奏が確認できるトラックをメインに収録されており、当時の活動ぶりが伝わってくる。
エリック・クラプトンから「知らぬ間に発表された」と当時クレームがついた「Tribute To Elmore」や、マニアには嬉しいミッキー・フィンの「Night Comes Down」も。もちろん盟友ジェフ・ベックとの「ストロール・オン」、「ベックズ・ボレロ」、ヤードバーズでの「幻の10年」など代表曲も収録されている。
過去にリリースされてきた「帯に短しタスキに長し」状態のペイジのセッション音源集が、ようやくマニアも納得の形でのリリース。
当時の状況、エピソード、曲目などの詳細な日本語ライナーノーツ。
初回版に当時のノベルティを復刻したポストカード封入。
Eternal GroovesよりDVDサイズのデジパック2CDで登場。