発売日 2025/6/4
¥2530(税込)
品番
EGRO-0301
レーベル
Eternal Grooves/Rocks Off
〜フォークの貴公子から衝撃のロック転向!ディラン、変革の時代のライヴ集〜
★1963から’65年ニューポート・フォーク・フェスでのライヴ全19曲収録!
★弾き語りフォーク時代の演奏からロック転向の瞬間までを時系列に網羅!
★ジョーン・バエズやピート・シーガーとの共演「プレイボーイ・プレイガール」も!
★奇跡の曲、「ライク・ア・ローリング・ストーン」の初演ライヴ収録!
映画『名もなき者 / A COMPLETE UNKNOWN』が話題のボブ・ディランのロック転向事件。その舞台となったニューポート・フォーク・フェスティバルでの公開された全パフォーマンスを収録した決定版CDの登場です。
1963年、このフォークの一大イベントNEWPORT FOLK FESに登場するや「風に吹かれて」「しがない歩兵」「神が味方」などのプロテスト・ソングを歌い、一躍フォーク界のニュー・リーダーとして脚光を浴びる事となったボブ・ディラン。
混迷する自由の国アメリカ合衆国。根強い黒人への人種差別とベトナム戦争・・。そんな時代の中、”モダン・フォークのプリンセス”ジョーン・バエズと共に、公民権運動・・ワシントン大行進参加と二人は時代のアイコンとなって行きます。
CDの1曲目を飾るのは、未CD化のレア音源”Playboys And Playgirls”のピート・シーガーとの共演ライヴ。このディランのペンによる曲は、日本に於いては新宿フォーク・ゲリラの発火点ともなったフォーク・キャンパーズによる「プレイボーイ・プレイガール」として当時のフォーク集会ではテーマソングのように歌われた曲ですが、今まで一度も本家ボブ・ディランとしては発表されずにいた曲です。
そしてジョーン・バエズとのデュエットで反戦ソングの「神が味方」が観客たちの心に響きます。
1年後の1964年になると、ディランは「ミスター・タンブリン・マン」、「自由の鐘」など、韻が連続する鮮烈な文学的イメージの新曲を披露していきます。
ディランの変化はそれにとどまらず、翌1965年になるとロックバンドを従えて大音量のエレクトリック・ライヴを何の予告もなく行い、戸惑ったフォークの観客からのブーイングの嵐の中、ステージを途中退席する事件が起きます。
アコギ片手にステージに再登壇したディランは弾語りで”It’s All Over Now, Baby Blue”・・すべては終わったのさ~と歌い、フォークの観客・・いえ過去の自分と決別するのです。
ここにはそんなフォークからロックへとディランが変化する様を時系列で徹底収録。フォーク時代の素朴で鮮やかなディラン、ロックへ挑みかかる激しいディランと、変遷ぶりもお楽しみ頂ける充実した77分のライヴ音源集です。
【日本語解説付き4頁ブックレット】
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