〜初回仕様が完売 再発の要望に応えて通常版登場〜
★名盤『マジカル・ミステリー・ツアー』 の制作を日毎の貴重音源で収録した2枚組
★1967年、ビートルズのロック革命が頂点に達した奇跡のセッションズ
好評だった『マジカル・ミステリー・ツアー・セッションズ』(EGDR-0012)と『マジカル・ミステリー・ツアー・セッションズ#2』(EGDR-0013)が、さらに追加音源を加えた2枚組拡大版で再登場。1967年4月から11月までの制作の過程を追うべく、日毎に収録されたディスク2枚、139分。
革新的アルバム『サージェントペパーズ』の完成直後から、スタートした『マジカル・ミステリー・ツアー』制作。ラブ&ピース、サイケの時代、録音テクノロジーの進化。
ビートルズの溢れる創作意欲、ロックが時代の扉を開く予感に満ちた’67年。不思議なバスツアー・ムービーのサントラとして、さらに世界初の衛星生中継TVで公開される新曲「愛こそはすべて」も登場。同時進行していたアニメ映画『イエロー・サブマリン』用の新曲など、スタジオでは様々なアイデアが具現化され年末にTV映画『マジカル・ミステリー・ツアー』として完成に至ります。
この年のビートルズのスタジオワークが、のちの音楽シーンそのものに影響を与えました。そんな経緯から、制作曲数も多く、ビートルズ・マニアとしても研究しがいがある年です。
TV映画『マジカル・ミステリー・ツアー』として、バンドと乗客が旅に出るストーリーに合わせたオープニングに相応しい「マジカル・ミステリー・ツアー」。ジョンらしい変拍子の秘密が隠された「愛こそはすべて」。
混沌とポップが同居するサイケデリックな「アイ・アム・ザ・ウォルラス」はベーシックトラックも聴けます。誰もが口ずさめるポップな「ハロー・グッバイ」。ポールのメロディセンスが新境地をみせる「フール・オン・ザヒル」。
この傑作の興味深い別バージョンや、本作レコーディング・セッションで録音されながら映画『イエロー・サブマリン』までお蔵入りとなったジョージ作の、人気曲「イッツ・オール・トゥ・マッチ」の8分に及ぶロングバージョン。ジョンがプロデュースした幻のレノン&マッカートニー作「Shirley’s Wild Accordion」も初CD化。
「アイ・アム・ザ・ウォルラス」のミックスダウン時に、その晩にBBCラジオで流れていた演劇『リア王』を、そのままミキサー卓に流し込んで再現不可能のミックスは伝説となりましたが、その『リア王』の単体音声も収録されていて、よりディープで、よりレアなセッション&レコーディング音源を、日めくりカレンダーのごとく聴くことができます。
文字通り「拡大版」の『マジカル・ミステリー・ツアー』です。
★通常版プラケース仕様2CDで登場。
★日本語ライナーノーツ。詳細な日本語解説、14,000字。
★日本著作権協会JASRAC許諾商品
★Getty Images Japanのライセンス写真使用ジャケ