発売日 2024/3/13
¥2530(税込)
品番
EGRO-0075
●ローリング・ストーンズの全公式レコーディングを年代順に収録!
●明らかになる未発表曲、別バージョン、栄光のヒストリー第5集!
●ストーンズ・サウンド誕生!ジャック・ニッチェと手を組み、RCAスタジオで「ハート・オブ・ストーン」を完成させる。
ローリング・ストーンズの壮大なレコーディング全音源収録プロジェクトの第5集。
デビュー前の音源から時系列で全音源をお届けしてきた本シリーズの第5作目は、1964年、2度目の全米ツアー中の11月2日ハリウッド・RCAスタジオでのレコーディングから始まります。米国ではシカゴの聖地チェス・スタジオでの録音で成果を得たストーンズ。フィル・スペクターの片腕ジャック・ニッチェと一緒に入ったRCAスタジオは、さらにストーンズとの相性も良く、ここで「ハート・オブ・ストーン」「ペイン・イン・マイ・ハート」などを完成させます。
特に前回、ジミー・ペイジらスタジオ・ミュージシャンに演奏させた「ハート・オブ・ストーン」は、今回はストーンズ自身で仕上げる。キースが奏でるG7からCコードのシンプルなイントロ。苦手だった6拍子を自身のグルーヴで消化した演奏の中、ミックの黒いボーカルがキラリと光る好演は、J・ニッチェと見出した「ストーンズ・サウンド」の基礎となるものでした。
11月8日にはチェス・スタジオでも録音。粗削りな「マーシー・マーシー(Early vers)」は没になり後日録り直しに。そして再録となる「タイム・イズ・オン・マイ・サイド(guitar intro)」では、遂にチャーリーが6拍子のリズムをモノにして、キースのギター・イントロも決まって彼らの代表曲となります。
年が明け1965年1月には、RCAスタジオで「ザ・ラストタイム」を完成させます。これがジャガー&リチャ-ズのオリジナル曲としては初めて全英1位・全米9位のヒットとなり、いよいよ成功を得て行くのです。世界各地でのライヴはどこも盛り上がり、暴動騒ぎも起きるほど。
そんな時期のストーンズの全レコーディングを網羅。ブライアンがアビーロード・スタジオで客演したピーター&ゴードンとの曲も3曲。素晴らしいブルースハープは、これだけでブライアン・ソロを出して欲しいほどの出来栄え。
キースがディレクションしたボビー・ジェームソンへの提供曲「All I Want Is My Baby」ではジミー・ペイジのギターソロも聴けます。そんな入手困難、未発表別バージョンなども含め貴重音源満載の第5集。
【詳細な日本語解説。8頁ブックレット、ライナー9,300字】
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