「七変化」の舞台姿で数多くのクラシックファンを唸らせてきたソプラノ歌手 足利真貴 3作目にして初のオリジナル曲が本作“花・鳥・風・月”。
『花』『鳥』『風』『月』の4曲で
恋する女性の1年を巡る。
クラシック作曲者の倉知竜也は、足利真貴のステージを鑑賞した帰りにアイデアが湧き一気に書き上げたという。
淡い恋心を抱き、幸せな不安を心に秘め、怒りと虚しさを感じ、最後には、神聖な月の光を自分の中から発光するように清らかにひたむきに進む。
そんな女性の姿を表す4連からなる組曲を、足利真貴とピアニスト木下志寿子の演奏でドラマチックに、色とりどりに表現している。
まさに七変化、プリマドンナ歌手と評される足利真貴の初オリジナル曲にふさわしく、大変華やかな、【日本歌曲】として後世に残していきたい歌曲集。