時を紡いで演奏され続けて来たジャズスタンダード曲集。暖かい気持ちに溢れるデュオサウンドで、時代を現代、未来へとつなげていく。ジャズボーカリスト兼アルトサックス奏者小口理英のマルチプルプレーを活かした意欲作。デュオ作品でありながら、現代録音手法のオーバーダブを活かし、自らが歌うバックに自身のサックスの音を入れた。インストルメンタルのみの曲4曲に加え、ボーカルの入った3曲を収録。古き良き時代のデュオスイングジャズの良さを再現しながらも、今日のレストラン、カフェで流しても違和感のない現代的なアレンジ作品。1枚のアルバムでアルトサックスによるインストジャズと歌声の入った曲をバランスよく散りばめたデュオ演奏アルバム。