日本ではあまり馴染みがない国「キルギス共和国」の歌手「グルム」が憧れの国「日本」でデビューを果たす。グルムは生まれた時から全く目が見えなかった。しかし彼女は素晴らしい歌声を持っていた。キルギスの歌謡コンテスト全国大会(障害者部門)でも優勝をしており実力は折り紙付きだ。今回のデビュー曲は、グルムとある日本人の熱意で周りの人が動かされ出来上がった曲であり、たくさんの日本人とキルギス人の気持ちや願いがこもった作品だ。爽やかな風を感じる「草原の鍵」は、まるで遠い国の草原にいるような壮大な曲に仕上がっている。カップリング曲の「黄昏をこのままに」は、グルムの素晴らしい声を最大限に活かした大人な曲に仕上がっている。デュエットver.では、また違った雰囲気を味わえる。この曲をきっかけに両国の友好が深まる事を期待している。